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御室藝術祭2021 第4ステージ<先端芸術>

更新日:2021年10月2日

期間:2021年 4月20日(火)~4月25日(日)

作家:折原 智江


<展示概要・作家コメント>

素材研究と個人的身体感覚と認識を織り交ぜて作品制作をしています。幼少期からお寺さんに通っていた事もあり、仏教的所作や思考がアイデアによく出てきます。祈る事や死について考える事が、生きている今の糧になるような制作を心がけています。また、素材研究をする時はその素材の職人さんや生産地に行くようにしており、遺すという事を考えながら学ぶようにしています。

仁和寺さんで展示する時に意識したのは、空間の緊張感です。光、音、風、全てが心地よく、気持ちの良い空間で自分の作品が調和をとれるように什器からライティングまで時間をかけて考えました。格式ある空間に生と死、その先に人間の営みが垣間見れるように構成しました。

■展示をした感想

線香の松を完成させた時からお寺さんで展示するのが夢でした。設営中や展示期間中に僧侶の方々と作品についてお話出来た事が、何より嬉しかったです。4月末の緑豊かな時期に展示させて頂き本当にありがとうございました。



<展示の様子>


会期初日のトークセッションでは、作品の制作意図や制作過程などについて解説されました。

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